Wi-Fiを有効化するためには、まずUSBイーサネットアダプタを使用してSSHでログインする必要があります。
また、システムファイルをいじらなくてはいけません。
1.SCPソフト(WinSCPなど)を使用してSSHでマツコネのファイルシステムに接続します。
2.以下のフォルダまで移動します。 /jci/gui/apps/syssettings/js/
3.ファイルシステムを書き込み可能に変更します。
WinSCPの場合、「コマンド」→「ターミナルを開く」から以下の様に入力
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mount -o rw,remount / |
4.SCPウィンドウに戻り、syssettingApp.jsを右クリックして編集。
5.該当の行を編集します。
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if((region != (framework.localize.REGIONS['NorthAmerica']) && (region != (framework.localize.REGIONS['Japan'])))) |
この行を
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if((region != (framework.localize.REGIONS['NorthAmerica']) && (region != (framework.localize.REGIONS['NorthAmerica'])))) |
に修正します。
アクセラのv31の場合、該当箇所は4501行目でした。
該当箇所は、2回出現しますが、1回目はサマータイム(夏時間)を有効にする設定で、2回目がネットワーク設定です。間違えないようにしましょう。アメリカ版のみのようです。
6.保存します。もしエラーが出た場合は、3番の「ファイルシステムを書き込み可能」にするコマンドが失敗しています。
7.保存できたら、CMUを再起動すれば、Wi-Fiオプションが表示されるようになるはずです。
このように「設定」→「通信」にWi-Fiの項目が出現しています。
このように「設定」→「通信」にWi-Fiの項目が出現しています。
Wi-Fiを有効にして、パスワードなどの設定をすれば・・・
無事Wi-Fiに接続できるようになりました。
今後はUSBイーサネットアダプタで有線接続いなくてもWi-FiでSSHログインして作業できるようになります。